- 11
- Mar
- 2016
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- 十勝千年の森ガーデナー
宿根草の播種
3月に入り、少しずつ暖かくなってきて、冬の間に積もった雪も少しずつ融け始めています。
温室の植物たちも次々と新しい芽を出しているのを見ると、庭の植物たちに早くお目にかかりたい、と待ち遠しくて仕方がありません。
庭が雪に閉ざされている冬の間も、ガーデナーの仕事は続きます。
宿根草の播種が始まりました。
十勝千年の森では、種苗会社から購入した種だけでなく、秋に自家採種した庭の宿根草を播種しています。
庭で採れた各植物のシートヘッドをよく乾燥させ、種の周りについた余分なものを丁寧に取り除いて播種します。
上の写真は、Meaow Garden のvernonia fasciculata
Meadow Garden のエゾクガイソウ(Veronicastrum sibiricum var. yezoense)
とても細かい種を丁寧に選別していきます。
Meadow Garden のBaptisia australis
鞘から種を外して完熟したものを選んでいきます。
播種の方法は植物によって異なりますが、このように播種床に丁寧に播いていきます。
庭の植物から種を採って育てるというのは、時間的に庭とのつながりを感じることが出来るとてもよい機会だと思います。
ぜひ皆さんも、自分で育てた植物の種を採って播いて、庭との長い時間を植物と共有していってください。
photo by Kiichi Noro
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