- 12
- Sep
- 2013
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- 十勝千年の森ガーデナー
green-fuse
ロンドンのガーデン・ミュージアムで現在ダン・ピアソンの展示が開催されています。
9月5日にガーデン・ミュージアムでダンとピート・アウドルフの講演を聴くために訪れました。
ガーデン・ミュージアムに到着すると、出迎えてくれるのはダンが今回の展示のために
デザインしたボーダーです。
とても光栄なことに、十勝千年の森がテーマとなった植栽デザインなのです。
見覚えのあるメドウガーデンや森の植物が柔らかな光を浴びて輝いて見えました。
「green-fuse グリーン・ヒューズ」と名づけられた展示のエントランスの前で。
幼い頃から現在までのダンの植物や庭との関わり、これまで手掛けてきたさまざまなプロジェクトについて、美しい写真や記録が公開されています。
ダンのお母さんがずっと大切に取っていたという子供の頃の写真やスケッチ、ドローイングが
素敵でした。
特筆すべきはダンが10歳の頃に描いたというプランティング・デザイン。
すでにプロフェッショナルなレベルのもので、貫禄さえ感じさせます。
十勝千年の森もメイン・プロジェクトのひとつとして紹介していただいています。
壁一面に十勝千年の森の映像が映し出されると、感激してしまいました。
隣りに座っている人からため息と共に「素敵ね・・・」という言葉が聞こえてくると
心から嬉しいものです。
ダンの講演でも十勝千年の森プロジェクトが美しい写真と共に紹介され、講演を聴きに来ていた
たくさんの方々から、「素晴らしいプロジェクトだ」とか「本当に美しい庭をつくっているね」
「良い仕事をしているね」なんていう嬉しい言葉をかけていただきました。
大きな励ましをいただいて、これからももっと皆さんに長く愛される良い庭をつくりつづけよう、と誓った夜でした。
十勝千年の森ヘッドガーデナー
新谷みどり
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